紅茶について〜紅茶の入れ方淹茶式(えんちゃしき)〜
紅茶 紅茶辞典
〜紅茶の入れ方淹茶式〜

…紅茶の入れ方淹茶式…

ポットなどの容器に茶葉を入れ、熱湯を注いで蒸らし、茶葉を濾別して抽出する方法。
家庭における一般的かつ本格的な方法とといわれる。
ティー・バッグを用いる場合もこれに分類される。

おいしく紅茶を淹れるコツは、良質の茶葉を用い、新鮮なくみたての水を用意し、あらかじめよく温めておいたポットに茶葉を入れて、十分に沸騰(ただし、沸騰したてのもの)させた湯をすぐに注ぐことである。
ポットが冷めていては沸騰した湯も冷めてしまい、茶葉の旨みが抽出されにくいので、冬場は特に手を抜かないでおきたい。
茶葉を充分に蒸らし、葉が開ききってからカップに注ぐ。
ポットは蓋付きのものを用い、ティーカップもあらかじめ温めておくと良い。

抽出時間はBOPなどの粉末状の茶葉なら2分以内、OP以上の茶葉の形が残っているものなら3 - 5分がよいとされる。
あくまで目安なので好みで調整するとよい。

なおジャンピングは、美味しい紅茶を淹れるための絶対条件ではない。

日本ではプランジャーポット(ティーサーバー、カフェティエール、ボナポット、フレンチプレス、メリオールなど様々な呼称がある)を用いることがある。
プランジャーポットとは円筒形のガラス容器に弁がついたもので、茶葉と湯を容器に一緒に入れ、抽出後に弁を押し下げて茶葉を押さえつけながら紅茶をカップに注ぐものであるが、本来コーヒーの抽出用具であり紅茶の抽出に用いるのは日本だけである。
日本で紅茶の抽出にが用いられるようになった経緯は不明である。
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